就寝前のスマホの使用は睡眠の質を低下させる。なぜならブルーライトが理由だから、というお話をよく聞きます。確かにブルーライトで覚醒するというのも納得できますが、他に重要なことがあると思います。
それは、「スマホのスワイプ」です。
なぜかというと、スマートフォンの中身はとにかく情報がいっぱいです。
それでも、難なく読めることができます。人によってはものすごい速さで下にスワイプしていきます。
つまり脳が簡単に刺激を受けてしまうのです。
パソコンのスクロール・ガラケーのボタンぽちぽちに比べて、明らかにスマホの方が、簡単に、大量に情報を読めてしまいます。
この怖いところは、「その刺激に慣れてしまう」ということです。
ですが、実際は睡眠の質に影響していますが、「なんだが調子悪いなぁ」でじわじわ蝕むように健康を損なわせていくのです。
睡眠に関する研究者達の警報活動によりスマホメーカーではブルーライトをカットする機能をつけたりとか、シールが開発されています。
ブルーライトは悪という風潮がありますが、睡眠の研究者達はブルーライトを否定しているのではなく、昼間に使用すれば逆に覚醒度が上がりパフォーマンスの向上に役立つと言っています。
以上のことからブルーライトは確かに睡眠の質を低下させますが、対策できますし、むしろ覚醒度を上げてくれるという点ではメリットがあります。
スマホの使用による睡眠の質の低下の理由がブルーライトである、というのが前に出過ぎている気がします。
寝る前の情報の受け取り過ぎが原因なのです。
ですから、やはりスマホの使用は控えるべきです。
「それでもスマホをいじってしまう・・・」という人はたくさんいるでしょう。気持ちわかります。私もそうでした。
ですが、以下の方法を試せば、寝る前のスマホの使用を減らすことができます。
それは「スマホを触るまでの過程を長くする」です。
これらを用意します。
ペンケース(できるなら中身が見えないもの)
南京錠
これだけです。
ペンケースの中に、スマホを入れて南京錠を入れる。
そしてその鍵を玄関とか遠いところに置いておく。
これだけで、圧倒的に寝る前のスマホから離れることができます。
もし睡眠アプリを使いたい!というのならカゴ状のもの(例‘ハムスター)に入れておくのもいいかもしれません。
みなさんもお試しください。睡眠の質が良くなります。