睡眠ブログ

1人暮らしの方は必見。睡眠の質を高める方法

「睡眠の質を上げたいと思う方は、1人と感じる環境で寝るのは避けるべき」です。例えば長年ひとり暮らしの方が対象になります。

人間の睡眠というのは、「安全・安心」の上で進化されてきたからです。

なぜかと言いますと

人類は700万年程前には、獲物を取って食べる生活をしてきました。一方で人間も「襲われる側」です。

生き物にとって1番無防備な状態とはなんでしょうか?

それは「寝ている時」ですね。昔の人達は集団生活していたことはイメージできるとは思いますが、睡眠の時は「当番制で必ず1人は起きていた」と伝えられています。

全員が寝ていたら夜行性の肉食動物及び他の集団から襲われて全滅してしまいますから理にかなった考えであり、当然だと思います。

また、現代の研究でも、家族がまだリビングでテレビを見ていたりするなか、別の部屋で寝ている場合は、睡眠の質が上がるという研究報告があります。

これは自分も気持ちがなんとなくわかります。ひとり暮らしより、実家の方が、明らかに安眠できました。しかも、まだ家族が起きている時に寝ると安眠感が増します。これは私の主観的な感覚ですがみなさんの中にもそう感じる人もいるのではないでしょうか?

一方で、「いやいや、一緒にいても疲れるし、1人でいた方が気楽だよ」という意見もあるかもしれません。

ですが、上述したように昔の人類は「眠る時は必ず襲われても対応できるように、必ず誰かが起きていた」のです。

人間の睡眠はそうやって進化してきたのです。

逆に家族や他の人がいると寝れない・・・というのは別の問題かもしれません。また、家族がベッドが一緒の場合や他の人と一緒の部屋というのは、睡眠を相手に合わせる必要があるため、そういう意味では寝れないですよね。

今回の出張は例に挙げたように、「誰かが起きていて、何かあったら起こしてくれると感じるから安眠に繋がる」といった感じです。

逆に家族や他の人がいると寝れない・・・というのは別の問題が潜んでそうですね・・・。

さて、睡眠の質が悪い気がしていて、1人で眠る状態が続いている方には

どうすればいいのだろう?と考えていたのですがビジネスホテルがいいのではないかと思います。勿論旅館でもいいです。

夜中になっても必ずフロントは起きています。何かあったらすぐフロントから連絡が来ますし。こちらから連絡もできます。

これは上述した古来から続いてきた睡眠の形が一緒です。

ホテルでよくある「安心感がある眠り」というキャッチフレーズには何もベッドだけではなかったということですね!

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  • この記事を書いた人

sasaki(管理人)

睡眠健康指導士・薬科学修士・建築物環境衛生管理技術者(国家資格)。 睡眠の研究の経験及び睡眠に不可欠な環境衛生の知識、そして睡眠健康指導士の知識を活かし、「眠る練習」を伝えるため、ブログを作成しました。 本質的な対策は「眠る練習」に取り組むことをお勧めします。

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